婚活中の皆さまに、結婚相談サロン プラチナ・リング(東京都中央区銀座)から、ちょっとした婚活の秘訣をお伝えするコラム「婚活の処方箋」。今回は「ミラーリング(ミラー効果)の本当の意味」、というテーマでお届けします。
ミラーリングという言葉を、対人テクニック、それも恋愛テクニックの一つとして耳にしたことがあると思いますが、婚活中の皆さまはその意味を正しく理解していらっしゃるでしょうか?とても簡単なワザとして、一時期いろいろなメディアで取り上げられたのですが、これはやり方を間違えると、相手に好印象を与えるどころか、マイナスイメージを持たれてしまう、危うさがあります。
今回は、ミラーリングについての誤解を防ぎ、正しく理解してもらいながら、婚活をする中で本当に意識していただきたい役立つミラーリングについてお伝えしていきます。
がんばっているけれど、なかなかお相手との会話が続かない……関係が深まらない……などなど、婚活が少し行き詰っているなと感じている方も、コミュニケーションでとても大切なポイントを、ぜひこのコラムで見直してみてくださいね!
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⇒結婚相談所での婚活 入会から結婚までの流れのコラムをぜひお読みください。)
まず、ミラーリングが簡単にすぐできる恋愛テクニックの一つとして、重要な部分がきちんと伝わらないまま、多くのメディアによって広まってしまったことが問題の根底にあります。「相手の仕草や話し方を真似すると、親近感や共感を得られる」「同じ動きをすると好感度が上がる」このような簡単な説明を聞くと、ちょっと試してみたくなりますよね。実際、やってみたという方もいらっしゃるでしょう。
けれど、初めに言ってしまうと、これは逆効果になる場合が多いです。身も蓋もない言い方になってしまいますが、お相手の動作の真似をする、という意識だけが先行したミラーリングは、むしろマイナスに作用しがちですので、やめておきましょう。とても自然に相手と同じような仕草を出来る自信がある、という方は別として、多くの場合は不自然になってしまうからです。
実際、ミラーリングをしているであろうお相手に出会った方からは、自分はからかわれているのかな?と感じた、という感想も耳にします。特に男女の場合、女性が髪をなでる仕草、口元に手を当てて笑う仕草、といったところまでうっかりミラーリングしてしまうと、おかしなことになるのは想像に難くないでしょう。
すぐに、これがあのミラーリング?と気付いた場合、元々ミラーリングは相手に気に入られたくてやっていることなので、そうまで頑張っている姿にほっこりした、と、思わぬ好印象に繋がることもありますが、これはラッキーケースです。
本来、心理学の分野で言われるミラーリング(ミラー効果)は、「好意を持っている相手と、無意識のうちに動作や話し方、表情などが似てくる」というものです。ここで重要なのは、無意識のうちに、という点です。好きな相手のことはよく観察しますよね。例えば大好きな芸能人など、「推し」の方のことはよく観察してしまうもの。そうすると、自然と表情や仕草が似てくる、という流れで起こる現象です。
つまり、真似をしていると好意を持たれる、というのは因果関係が逆なのです。
にもかかわらず、恋愛や婚活のノウハウの1つとして語られる際には、
「相手が飲み物を飲んだら、同じタイミングで飲む」
「両手を組んだら、少し遅れて同じようにする」
など、ほとんど意味のないテクニック先行の話として伝わっている場合が多いのではないでしょうか?
意識的に仕草を真似するという行動は、普通に相手も気づきますし、気づかなかった場合でも、初対面や、まだ関係性ができていない交際初期の段階では、不自然さが目立ち、「何だか落ち着かない」「距離感がしっくりこない」という、違和感につながってしまうのです。
では、ミラーリングは婚活ではまったく無意味なのかというと、そんなことはありません。NGなのは、誤ったミラー効果の理解が原因で、意味もなく単に相手の仕草を真似る、という行為です。婚活の場で、「動作」のミラーリングでただ1つやっても良いこと、むしろ積極的にやっていただきたいのは、「相手が微笑んだら、微笑み返す」という1点のみです。
そして、動作ではないミラーリングは有効なので、ぜひ心に留めておいてください。たとえば、カウンセラーやセラピストといった対話のプロフェッショナルは、相手の話し方やテンポ、声の大きさ、姿勢などを、無理のない範囲で自然に合わせています。これは相手に好意を持ってもらうためのものではなく、あなたの話をきちんと受け取っていますよ、安心して話していいですよ、というメッセージを、言葉以外で伝える目的があります。
婚活の場でも、この共感のサインは有効です。相手の話しているテンポ、声のトーンに合わせる、相手が楽しそうなら、楽しく、真剣に話している時には真剣に、と、その温度感を共有する姿勢は、自然に信頼感を高めることにつながります。
また、婚活で最もお薦めしたいミラーリングは、「会話のミラーリング」です。会話のミラーリングとは、相手の言葉をそのまま繰り返すことではありません。大切なのは、相手の話している内容の「感情」の部分に共感を示すことです。
「この間こんなことがあって、本当に大変だった、焦りました」という内容を相手が話しているとき、「その場合はこんな解決策がおすすめですよ」「こんな対処法はどうですか?」などとアドバイスするのではなく、(その情報がとても有効なものであっても)意見は「相手に求められたら」と、肝に銘じましょう。
まずは、「それは本当に大変でしたね」「それはすごく疲れましたよね」と、相手の感情に寄り添いましょう。特に男性はアドバイス型の返答をしてしまう方が多いのですが、相手がその時の気持ちや感情を含めて話しているときは、解決策や意見、アドバイスではなく、「共感」を求めていることが多いのです。相手が感想や気持ちを話しているときは、まずは共感を示して受け止めること。これが大切です。
この会話のミラーリングができるようになると、「この人は話しやすい」「もっと話したい」という好印象につながっていきます。
ここまで、婚活の場でやってはいけないミラーリング、ぜひやっていただきたい会話のミラーリング、共感のミラーリングについてお伝えしてきましたが、最後に「ミラー(=鏡)」という言葉を、もっと深い意味で考えてみてください。
婚活で出会う相手、結婚して人生を共に歩む相手は、ある意味、自分自身を映す鏡でもあります。一番大切にしてほしいのは、「相手にしてほしいことを、先に自分からする」という考え方です。
自分を大切に、丁寧に扱ってほしいのであれば、自分も相手を丁寧に大切に扱うこと。
敬意を持って接してほしければ、自分も相手に敬意をはらうこと。
優しい言葉をかけてほしいのであれば、自分が相手に優しい言葉をかけること。
感謝の気持ちを持ってほしければ、自分からお礼を伝えること。
まずは自分から笑顔を見せること。
人は、自分に向けられた態度や言葉を、無意識のうちに返そうとするものです。これはテクニックや婚活ノウハウではなく、人間関係における自然な反応です。また、相手にばかり期待を向けるのではなく、「今、自分はどんな態度で人に接しているだろうか」と振り返ることは、婚活そのものを穏やかで前向きなものにしてくれるはずです。
ミラーリングは、単に相手の真似をすれば好かれる、といったような魔法のテクニックではありません。婚活で本当に大切なのは、相手が話しやすい空気を作ること、感情に寄り添った会話を心がけること、相手を鏡として、自分自身の態度を見つめ直すことです。
婚活で、無理に何か特別なことをする必要はありません。
相手を真剣に理解しようとする姿勢そのものが、誠実で温かい、心に寄り添うミラーリングになります。
テクニックを意識するのではなく、肩の力を抜いて、目の前のお相手と丁寧に向き合っていくこと。その積み重ねがお相手からの信頼へ、そして素敵なご縁へとつながっていくでしょう。
結婚相談サロン プラチナ・リング(東京都中央区銀座)の婚活は、プロの婚活カウンセラーが様々なアドバイスをしながら皆様に寄り添い、並走します。そして婚活を試してみたいという方のために、トライアルプランをご用意しております。
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