婚活中の皆さまに、結婚相談サロン プラチナ・リング(東京都中央区銀座)から、ちょっとした婚活の秘訣をお伝えするコラム「婚活の処方箋」。今回は、婚活を成功に導くために、あらかじめ見直しておきたい思考や行動の「クセ」についてお伝えします。
婚活に真剣に取り組んでいても、思うように結果が出ないと感じる方は少なくありません。その背景には、ご本人も自覚していない無意識の習慣や考え方が影響していることがあります。例えば、相手への言葉の選び方や態度、出会いに対する固定観念などが、ご縁を遠ざけてしまう要因となることもあるのです。
しかし、そうしたクセは決して大きな欠点ではなく、意識して修正することで婚活の流れを大きく変える可能性があります。つまり「自分を責めるべき問題」ではなく、「改善できる課題」として前向きに捉えることが大切です。
今回のコラムでは、婚活の現場で実際によく見られる典型的なクセを取り上げ、その改善のヒントをご紹介します。ご自身に当てはまる部分があれば、ぜひ日々の活動に役立てていただきたいと思います。小さな修正が、理想の出会いを引き寄せる大きな一歩につながるはずです。
(結婚相談所での婚活について、全体的な活動の流れを知りたい方は、
⇒結婚相談所での婚活 入会から結婚までの流れ のコラムをぜひお読みください。)
婚活を始めるうえで、「どんな方と人生を歩みたいか」という理想像を描くことは、とても大切なことです。ただし、その理想があまりにも高くなりすぎると、せっかくの出会いのチャンスを自分で狭めてしまう場合があります。
たとえば「年収は必ず〇万円以上」「身長は〇cm以上」「親の面倒はみなくてよい次男以下が希望」「性格は穏やかで家庭的で…」と条件を細かく並べていくと、すべてに当てはまる方はごく少数になってしまいます。理想を持つことは大切ですが、「少し違うな」と感じる点があっても、すぐに候補から外すのではなく、人柄を知ったうえで判断する余地を残してみることも大切です。
おすすめは、「どうしても譲れない条件」を3つほどに絞り込むこと。そのうえで「これがあれば嬉しい」と思う条件を優先順位に沿って整理しておくと、出会いの幅がぐんと広がります。
結婚は、条件を満たした相手を探すものではなく、お互いに歩み寄り、支え合いながら築いていくものです。完璧な条件の相手よりも、一緒にいると自然と笑顔になれる――そんな関係を目指してみては如何でしょうか。
お見合いや婚活パーティーで初めて会ったときに、
「なんとなく違う気がするな…」
「ピンと来ないからナシかな」
と、すぐに結論を出してしまったことはありませんか?
もちろん第一印象は大切です。けれど、それだけがすべてではありません。初対面は誰だって緊張しますし、慣れない場では普段の良さを出し切れないことも多いのです。思い返せば、自分も緊張してうまく話せなかった経験があるのではないでしょうか。
実際に成婚された方の中には、
「最初はあまりピンと来なかったけど、会うたびに印象が変わっていって、気づいたら一番大切な人になっていた」
というお話も珍しくありません。
第一印象だけで判断してしまうのは、せっかくの可能性を自分から閉じてしまうこと。もし「悪くはなかったな」「もう少し話してみたい」と少しでも思えたなら、ぜひ2回目に進んでみてください。思いがけない魅力に出会えるかもしれませんよ。
お見合いや婚活パーティーで、
「何を話せばいいかわからない」
「自分のことをうまく伝えるのが苦手」
と感じている方は、意外と多いものです。
控えめで謙虚であることは素敵な長所ですが、婚活の場では“少し積極的に”自分の魅力を伝えることも大切です。
たとえば趣味を聞かれたときに、
「趣味は読書です」
とだけ答えると、相手にはあまり印象が残りません。
おすすめは「事実+感情+エピソード」で話すこと。
例えば――
「読書が好きで、休日はお気に入りのカフェで本を読む時間がすごく楽しみなんです。読むと気持ちが落ち着いてリフレッシュできます」
と伝えると、あなたの人柄がグッと伝わりやすくなります。
大事なのは、無理して良く見せることではなく「自然体の自分をイメージしてもらえるように伝える」こと。短い一言で終わらせず、少しふくらませるだけで会話が広がりやすくなります。
また、会話が苦手だと感じる方は「聞き上手」になるのもポイントです。「この人、話しやすいな」と思ってもらえることも多いんです。ただし聞き役に徹しすぎるのはNG。質問を受けたときは、短い返答で終わらせず、ちょっとしたエピソードを交えて答えるようにしてみましょう。
会話のキャッチボールを意識するだけで、お相手に安心感や好印象を持ってもらいやすくなりますよ。
「どうせ自分なんて…」
「もう年齢的に無理ですよね」
そんなふうに、ついネガティブな言葉が口から出てしまっていませんか?
本人には深い意味がなくても、婚活の場ではちょっとした発言が相手に暗い印象を与えてしまうことがあります。
不安や焦りは誰にでもあるもの。でも会話の中では、なるべく前向きな言葉を選んでみましょう。
例えば――
「これまでなかなか良いご縁がなくて」
と言う代わりに、
「これまでいろいろ学んできたので、次は素敵な出会いにつなげたいです」
と表現してみると、ぐっと明るい印象に変わります。
また意外と多いのが、「でも」「いや」「そうじゃなくて」といった否定語を会話の冒頭につけるクセ。相手を否定するつもりがなくても、習慣的に口にしてしまう方は少なくありません。これは「性格」ではなく「習慣」なので、意識するだけで改善できます。
特別にポジティブな話題を選ばなくても、「ネガティブな言葉を減らす」ことを意識するだけで十分。否定語が少なくなるだけで、相手からは「一緒にいて安心できる人」「話していて心地いい人」と思われやすくなります。
ほんの少しの言葉の選び方で印象は大きく変わります。ぜひ今日から意識してみてくださいね。
明確に結婚したいご意志があり、もっと個別のアドバイスをご希望の方には、結婚相談サロン プラチナ・リング(東京都中央区銀座)では、婚活を試してみたいという方のために、トライアルプランをご用意しております。
当サロンでは、プロの婚活カウンセラーが、お一人お一人に合わせた個別のカウンセリングや、ご希望に合わせたプランのご紹介を行っております。
婚活はご本人の意志がとても大事なので、決して無理な勧誘はいたしません。
少しでもプロカウンセラーと共に進める婚活にご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせくださいね。また、ご入会いただいた方は有償で、当サロンも加盟するIBJ独自のサービスを受けていただけます。中でもAI婚活の機能は、ご自身の行動や好みに合ったお相手を、AIがお薦めしてくれる便利な機能ですので、ぜひお試しください。
▼お問い合わせや、入会から結婚までの流れのご確認はこちらから▼