婚活をしている皆様に、結婚相談サロン「プラチナ・リング」(東京都中央区銀座)から、ちょっとした婚活のヒントをお届けしているコラム「婚活の処方箋」。
今回のテーマは、婚活中のLINE(ライン)のコツ、内容編(後編)です!若い世代を中心にSNSなどでのやり取りも増えていると言われますが、幅広い世代で LINEは連絡手段の主流です。
対面での会話では緊張してしまうし、LINEも苦手でどんな内容を送ればいいのかわからない、という方はたくさんいらっしゃいますが、LINEは落ち着いて返信できるのが利点です。
次に会う約束はしたから、日々のLINEはしなくてもいいだろう、とお休みしがちになってしまうと、次に会う時も緊張してしまうかもしれません。せっかく連絡先を交換しているのにそれではもったいないですよね。
日々お仕事などが忙しい婚活中の方も、会えない時でもLINEでのやり取りで相手との距離を縮めていくことも十分可能です。今回のコラムでお伝えするポイントを押さえて、あまり構えずに婚活中のコミュニケーションでぜひLINEを活用してくださいね!
まず、LINEは日々送ることが大切です。どんなに些細なやり取りであっても、それが日常になっていくのが理想です。
LINEを送る頻度やタイミングについては、前々回の「婚活の処方箋」コラムもぜひご覧くださいね⇒婚活成功の秘訣 婚活中のLINE(ライン)の頻度やタイミング
絵文字は、若い世代からは“おじさん構文”の典型などと敬遠されますが、まったく使ってはならない、ということではありません。字だけで送るより、格段に雰囲気が和らぎ、フランクな感じが出ますので、むしろ1つくらいは入れてみてはどうですかとお薦めしたいくらいです。
おじさん構文を気にし過ぎるあまり、絵文字をまったく使わないと、無機質でビジネスライクな感じになってしまうことがありますので、むしろ大人世代では注意が必要です。
ただし、絵文字の使い過ぎには気を付けましょう。
1つの文章や文末に何個もの絵文字を羅列するのは、確かに上の世代の方の傾向ではあります。言葉の代わりに絵文字を使うと意味が伝わりにくい場合もあり、単語に同じ意味の絵文字を付けるのも、やり過ぎると、ひと昔前のメール全盛期世代の印象になってしまうのも事実です。
以下が注意点です。
・すべての文末に絵文字を付けず、1つのメッセージに1つか2つくらい。
・最初は「!」を使うくらいで、相手の絵文字の使い方やテンションに合わせる。
・絵文字を文章や単語の代わりに使わない。(デートをハートマーク等、わかりにくいものは特に注意)
・絵文字を幾つも並べない。(キラキラやハートマークをズラリと並べるなど)
・文章と合っていない表情などの、意味が伝わりにくい絵文字は使わない。
これらを意識していただき、絵文字は使っても問題ありません
例えば、待ち合わせ時間や場所の変更などで、相手が「こちらの都合に合わせていただいてしまってごめんなさい!」などと送って来た場面で、
「了解です。場所もわかるので大丈夫ですよ」とシンプルな文章だけで返ってくると、怒ってしまったかな?気分を悪くしたかな?と心配になってしまうかもしれません。ここに、「!」や笑顔の絵文字が入っているだけで、印象が柔らかくなります。スマイルマークがNGなどという若者の通説は気にせず、大人の気遣いとして使いましょう。
どうしてもお互いに絵文字を使わないでやり取りしているという場合は、スタンプも付けて表現を和らげるなどの工夫をしてみてくださいね。
絵文字の使い方だけでなく、テンションも相手に合わせていくのが基本です。会った時は真面目な印象なのに、LINE では突然に馴れ馴れしいと、ギャップに相手が戸惑ってしまいますよね。最初のうちは敬語でやり取りする方が、距離感としてはちょうど良いです。
ですが、そうは言ってもきちんとしている大人同士が互いに合わせていたら、仮交際期間が続いていってもなかなか敬語は崩れません。
敬語の自然な崩し方としては、時折くだけた口調を織り交ぜることです。そこにはちょっとしたコツがあり、質問や報告などの相手に向けた文章ではなく、感想など、自分の中で完結する文を入れて、それを、いわゆるタメ口にします。
「良かったですね。」⇒「うわ~いいな~!良かったですね!」
「大変でしたね。」⇒「それは大変だ…!朝からお疲れ様でした」
といった具合です。一文は友達口調、次の一文は敬語というように、たまにくだけた口調をはさみ、そしてコツは、最初はそのタメ口を相手に向けて使わないことです。
たったひと言だけれど、すべて敬語の文章よりぐっと親しみが出ます。すると、相手も少しずつくだけた表現にしやすいです。相手もくだけた口調が混じってきたら、そこから徐々に
「それはきっと、いつも頑張っているご褒美なんですよ~!良かったね!」
「そんな体調なのにほんとにお疲れ様でした!今日はゆっくり休んでお大事にしてね」
など、相手に向けた文にも、くだけた口調を織り交ぜるようにします。
これが敬語の自然な崩し方です。決して一気に敬語をやめようと焦らないようにしましょう。敬語で話していても、絵文字を1つ入れてみたり、内容や共感の示し方で親しみや楽しさをを表したりすることはいくらでもできます。
「それは笑いたくて苦しかったですね~(笑)自分は笑い上戸なので、堪えられる自信ゼロです!」など。敬語のみですが、相手の話を楽しんでいることが十分伝わります。
ちなみに、笑いの表現も、相手の使い方に合わせるのが一番無難です。笑っている絵文字も(笑)も使わない方だった場合、「それは確かに腹筋崩壊ですね!」など「!」を付けるのに加えて、大笑いしているスタンプなどを組み合わせるという手もあります。スタンプはとても効果的なので、ぜひ使ってくださいね。
スタンプはLINEを楽しい雰囲気にするのに役立ちますが、奇抜なものや、ウケを狙いすぎているものは婚活中の相手の好みがわからないうちは控えておくのが無難です。動物や可愛いキャラクターが日々の色々なメッセージを言っているスタンプなどは使いやすいですね!
そしてもう一点。メッセージにスタンプもつけて送ると、メッセージと合わせて最低でも2投稿になるわけですが、相手が忙しい時には、先にスタンプ、その後にメッセージを送る、という順番にする方が、未読メッセージに内容が表示されて、相手に親切な場合があります。
相手の投げかけた質問に自分が答える形のターンであれば、相手は返信を待つスタンスですのでどちらでも問題ないですが、いったん話題が落ち着き、自分が新しい話題を送る時などは、スタンプを先に、メッセージを後にして、未読メッセージ表示で内容やテンションがわかるようにしておくと、相手が返信しやすいです。
スタンプが後になると、どのくらいの分量でどんな内容かもわからないメッセージが、未読2件とか3件というだけの表示になります。気心が知れている友人や家族ではなく、婚活中の相手で返信をしないわけにはいかないのに、忙しい時にその表示では、開くのも躊躇してしまいかねません。
「ちょっと朝からほっこりしたのでお知らせでした!午後も頑張ってくださいね!」などのメッセージが未読に表示されていれば、気軽に開けますよね。
仮交際中は同時に複数の方とやり取りすることもあります。時間ができてから読んで返信しよう…となるか、メッセージのトーンや内容がわかって、ちょっと開いて読んで、ひと言メッセージかスタンプでも返せそうかな…となるかは、ちょっとした送る側の気遣いでも変わってきますよ!
婚活中、特に仮交際を始めたてのLINEでは、ポジティブで明るい気持ちや楽しい気分になるメッセージが基本です。その方が相手も尻込みせず、楽しくLINEのやり取りを続けられます。そしてその楽しいムードや打ち解けた雰囲気が、次に会った時に必ず功を奏します。
といっても無理してポジティブな話題だけにする必要はなく、「ちょっと残業が続いて疲れモードです…週末のご飯を楽しみにがんばります!」とか「突然、朝晩寒すぎますよね!昨日は完全に服装をミスってしまい、今日は風邪気味です…でも週末を楽しみにがんばって治しますね!」など、仕事が立て込んでいる状況や、風邪をひいてしまったことなどの報告も当然OKです!
相手が困るほど、ネガティブなメッセージを続けない、という大前提を守れば、ちょっとした弱音くらいは、たまに入っているのはむしろ親しさが増すきっかけにもなります。基本的にはポジティブな内容を心がけ、この人とのやり取りは楽しいな、また会いたいな、と思ってもらえるようにしましょう。
LINEでの交流の積み重ねは、相手との距離が近くなり、やり取りにも慣れて、会った時の会話や楽しい雰囲気作りに必ず役立ちます。苦手意識を持たず、ぜひ日々のコミュニケーションに取り入れてくださいね!
さらに個別アドバイスをご希望の方は、プロの婚活アドバイザーに相談してみるのも1つの方法です。
結婚相談サロン プラチナ・リング(東京都中央区銀座)では、婚活を試してみたいという方のために、トライアルプランをご用意しております。
当サロンでは、プロの婚活カウンセラーが、お一人お一人に合わせた個別のカウンセリングや、ご希望に合わせたプランのご紹介を行っております。
少しでもプロカウンセラーと共に進める婚活にご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせくださいね。また、ご入会いただいた方は有償で、当サロンも加盟するIBJ独自のサービスを受けていただけます。中でもAI婚活の機能は、ご自身の行動や好みに合ったお相手を、AIがお薦めしてくれる便利な機能ですので、ぜひお試しください。
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