└Vol.066　婚活の処方箋　
婚活成功の秘訣　結婚相手に求める条件、あなたの優先順位は？

婚活をする際に、必ず必要なものはお互いのプロフィールです。人生を共に歩むパートナーですから、結婚を考える上で相手のことをよく知っておくのは当然のことです。結婚相談所で婚活をする場合は、一般的に結婚条件として挙げられる情報、年齢や学歴、職業、年収などを登録します。最低限、知っておきたい情報が最初からわかっているのが、結婚相談所の最大のメリットです。さらに、会員同士ということは「結婚を希望している」という最も重要なポイントが一致しているのが特長です。

恋愛対象を探す合コンや街コンと違い、結婚願望の無い方が入って来ることはありません。結婚を考える方にとって結婚相談所での活動は、安心な上にタイムパフォーマンスが良いのです。入会する上でかかる費用の面はデメリットとも考えられますが、まだ結婚を考えていないかもしれない相手、そもそも結婚願望のない相手との出会いやお付き合いに費やす時間や費用をトータルで考えた時、実は結婚相談所はコスパについても悪いとは言えません。

結婚を考える上での条件を最初から知ることができる結婚相談所のメリットを最大限生かし、ご自身の希望する結婚の形を考えておきましょう。

生活の安定を考えた時、子供を希望する場合は子育ての環境を考えた時、結婚相手に求める条件は生き方の希望によっても決まってきます。夫婦で共働きしていくか、あるいは子育てと家計の維持は、夫婦で役割を分担したいのか、子供が小さいうちは専業主婦で、その後に社会復帰の希望があるのかなど、自分の希望する生き方についても考えてみてください。

結婚相談所では、結婚相手に求める条件（職業や年収や学歴、年齢やなど）を指定してご自分で検索をすることもできますし、プロのカウンセラーに相談して紹介してもらうことも、相手の方からお見合いを申し込まれることもあります。当サロン「結婚相談サロン プラチナ・リング」では、入会すると有償でIBJのAI婚活のサービスを受けていただくこともできます。ご自身の希望条件や趣味、生活スタイルなどを入力するとお薦めの相手をAIが選び出してくれるので、入会を希望される方にはぜひ試してみていただきたい最新の機能です。

また、なかなかマッチングが成立しないという方は、ご自身の理想とする相手の条件をちょっと見直してみてはいかがでしょう。例えば、漠然と年齢が若い方が良いからと、対象年齢の範囲を極端に狭めてしまうと、当然ながらマッチする人数も限られてしまいます。また、あまりにもご自身の年齢とお相手に希望する年齢が離れ過ぎている場合も、なかなかマッチングが成立しません。

年収や年齢などの数字面の条件は特に、本当にその範囲でなければ対象外なのか、希望条件の優先順位をよくよく考え、範囲を少し広げる余地があるか検討してみてください。ほんの少しの数字で対象から外れてしまった中に、思わぬ出会いが待っているかもしれません。

優先順位をご自分の中で整理してみるのは、素敵な出会いへの近道です。結婚相談所では、より多くの出会いから人生のパートナーを見つけていただけるようサポートしていますので、プロのカウンセラーにもぜひ相談してみてくださいね。

結婚相談所では、年齢、学歴、職業、年収など、文字や数字で書き表すことができる情報を、初めから知った状態で婚活を進めることができます。理想の条件にとらわれ過ぎて、現実的な選択ができなくならないように注意は必要ですが、妥協できる範囲と譲れない条件のバランスは考えた上で、希望条件に合う相手に出会えるのは最大のメリットです。そして、お互いに希望条件に合う相手と出会った後は、交際を進める中で、性格的に合う方かどうか価値観の合う方かどうかを確認していくことが大切です。

ただ、ここでも理想を追い求め過ぎていないか、少し考えてみることも必要です。何か性格的に合わない所や価値観の相違があった場合に、すぐに交際終了としてしまう前に、そこが本当に自分の中で最優先されるポイントなのかも考えてみてください。もし、それが自分の核となる考え方や人生の指針といった、譲ることのできない重要なポイントであれば、そこは妥協すべきではありません。

けれど結婚相手には限らずどんな人とでも、性格も価値観がすべて同じ、ということはないのです。育った環境が似ていたとしても、考え方も価値観もすべて合うことはなく、何かしら一致しない所が出てくるものだということを、忘れずにいてください。大切なのは、お互いの違う所が自分にとってどれくらい重要なのかです。「違っていて当たり前」くらいの心構えでいると、「自分と違う=合わない！」と減点方式で相手を判断しなくなります。そして最も大切なのは、意見や価値観などが合うかどうかよりも、むしろ合わない時に「お互いに歩み寄れるかどうか」です。