婚活中の皆さまに、結婚相談サロン プラチナ・リング(東京都中央区銀座)から、ちょっとした婚活の秘訣をお伝えするコラム「婚活の処方箋」。今回は、婚活中に心に留めておいていただきたい、NGな会話と質問の仕方についてです。
婚活では、限られた時間の中で「結婚相手としてふさわしいかどうか」を見極めなければならないという気持ちから、ついお相手の条件面にばかり意識が向いてしまいがちです。年齢や年収、家族構成、結婚後のライフスタイルなど、知っておきたいことが山ほどありますが、適切なタイミングで「お互いに知り合っていく」ことがとても大切です。
お相手の情報が気になるあまり、自分から質問ばかりしていては、「何だか品定めされているみたい……」と感じさせてしまうかもしれません。そこでこのコラムでは、避けた方が良い会話や質問、そして気になる情報を自然に掘り下げて話題にしていくための、信頼を築く聞き方についてご紹介します。
(結婚相談所での婚活について、全体的な活動の流れを知りたい方は、
⇒結婚相談所での婚活 入会から結婚までの流れのコラムをどうぞ。)
結婚相手を探す上で、条件を意識するのは当然のことです。自分に合ったお相手と巡り合うため、また効率的で質の高い出会いのためにも、ミスマッチを避けるのはとても大切ですし、後悔のない選択をしたいと思うのは自然な気持ちですよね。
けれど、あまりにも「気になる情報を早く確認したい」と前のめりになってしまうと、相手の気持ちを無視した一方的な質問攻めになってしまうことがあります。特に、お見合いや婚活パーティ―などの出会いの場では、「この人と次があるかどうか」早く判断したいという焦りが出やすくなります。
けれど、交際を進めるために重要な、お相手の人柄や、二人のフィーリングが合いそうかなどの判断が、二の次になってしまっては勿体ないです。まずは、実際お会いしている時だからこそ得られる感覚に集中しましょう。また、会ったばかりのタイミングで条件の確認作業のような質問を繰り返すと、信頼関係を築く前に、相手を遠ざけてしまいかねません。
NGな会話になってしまわないよう、一方的な質問タイムにならないようにする、その話題が適切なタイミングかどうかちょっと立ち止まって考える、などを意識するようにしましょう。
お見合いや婚活パーティーなど、最初の出会いではお互いにまだ心を許していない段階です。そんな時に、結婚の条件面の話に終始してしまうと、「この人は本当に自分の内面を知ろうとしてくれるだろうか」と、不信感を抱かれてしまう可能性があります。
まず、年収や貯金額については、お見合いの席や、初デートで出す話題ではありません。「年収はどのくらいですか?」「貯金はありますか?」などの質問を、ご自身がされたらどうでしょうか。直接的すぎますよね。結婚後の経済的安定を重視する気持ちはわかりますが、いきなりお金の話をしてしまうと、条件だけで結婚相手を選んでいるような印象を持たれてしまいます。
また「ご両親とは同居ですか?」「介護は必要ですか?」などの質問も、タイミングを誤ると、相手に重い印象を与えます。家族の話が出た流れで自然とそのような話題になったのではなく、気になるからとストレートに聞いてしまっては、「そこまで話す関係性ではないのに……」と相手に引かれてしまいます。これも、初対面で聞くことではないと心得ておきましょう。
「共働き希望ですか?」「家事の分担はできますか?」といった質問も、結婚生活を現実的に考えているからこそ出るのですが、交際初期に聞かれると、圧迫感を覚える方も多いです。これらの質問は、決して悪いことではなく、むしろ結婚に向けて話し合っておくべきことですが、忘れないようにしていただきたいのは、タイミングが早すぎてはいけないということです。
初対面では、踏み込んだ質問はしないのがマナーです。ここに挙げたようなことは、信頼関係が十分にできる前に切り出すべき話題ではないということを、心に留めておきましょう。
お見合いや婚活パーティ―での出会い時、またそこでマッチングしてからの初デートでは、条件面に偏った話題は出すべきではないことはご理解いただけたでしょう。
そこから仮交際が進んでいくうちに、長時間を一緒に過ごすデートで会話を重ね、その中で、条件や結婚観、結婚後の生活(共働きや住む場所、子どもについて等)についての大切な話し合いを是非するようにしてください。
価値観がまったく同じということはまずありませんが、歩み寄れるかどうか、異なる考えやビジョンをすり合わせていける相手なのかどうかの見極めは、真剣交際に入る前にかならず通っていただきたい道です。
交際初期にはタブーだった話題も、交際が進む中では、話し合う必要があります。ここでは、自分の意見を押し付けるような発言、ご自身の偏った価値観でお相手を判断してしまうような発言には、くれぐれもご注意ください。せっかくデートを重ね、楽しい時間を共有して関係を深めてきても、配慮のない発言で崩れてしまってはもったいないですよね。
将来的には自分の両親と同居して面倒を見てほしい、結婚後は自分の故郷にUターンして住んでほしい、などの希望を一方的に伝えるのは、意見を押し付けられているように感じ、引かれてしまいかねません。将来の希望についてはお相手の考えも聞き、二人で話し合って決めていくというスタンスを忘れないようにしましょう。
また、うっかりと偏見によるNG発言もしないように気を付けなければなりません。たとえば、ずっと実家暮らしだった、というお相手に対し、「では家事はできないんですね」などの決めつけた発言は、大変失礼です。実家にいた事情も、頼っていたのではなく、むしろご家族をサポートする側だったのかもしれません。
うっかり放ったNG発言は交際終了に直結するばかりでなく、お相手を傷つけたり、不快な思いをさせてしまったりするのです。交際が進んでも、価値観の押し付けになるような発言はしない、相手の事情への配慮もなしに不用意な発言をしないなど、どうか気を付けてくださいね。
聞きたいことが山ほどある婚活ですが、タイミングを間違えないようにして、聞き方を工夫するだけで、お相手の受け取り方や印象は大きく変わります。
たとえば、年収についてもストレートに聞くのではなく、「今のお仕事は、どのような内容ですか?」と仕事への興味や、お相手への理解を深めたいという姿勢を示すような形で会話を広げていけば、相手も自然と話しやすくなります。
また親との同居について聞きたい!と直接的に尋ねるのではなく、「ご家族とはよく会われますか?」といった軽い話題から入っていけば、無理なく家庭環境についての話題になります。子供時代の思い出なども、自然と家族の話に触れるきっかけになります。一方的な質問ではなくご自身からも「私はこうだったんですよ」と話し、二人で対話する中で大切な話題に入るのが良い流れです。
重要なのは、質問の中にある意図を一方的に押し付けず、「相手に興味がある、もっと知りたい」という気持ちを、会話の中で伝えることです。婚活では、お互いの条件を確認することももちろん大切ですが、その前にまず信頼関係を築くことが第一です。
信頼があるからこそ、将来についての色々な事について、真剣に話し合える関係になっていきます。聞きたいことを「どう聞くか」、話したいことを「いつ伝えるか」、それを丁寧に考えてお相手と向き合う姿勢が、結果的に婚活をスムーズに進める鍵になるのです。
結婚相談所での婚活は、婚活パーティ―の開催だけでなく、その後もプロの婚活カウンセラーが様々なアドバイスをしながら皆様に寄り添い、並走します。
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