⭐️ 成婚数・会員数No.1のIBJ(日本結婚相談所連盟)正規加盟店
⭐️ リロクラブが運営する福利厚生倶楽部提携店
⭐️JLCA認定婚活カウンセラーによる充実のサポート
1970年と2020年の国勢調査を比べると、40歳代前半の男女の未婚率は、男性は10.4倍(29.1%)、女性は4.9倍(19.4%)に増加している。40歳代前半で未婚の男女が4%未満だった「一億総婚姻社会」世代から見れば、驚きの未婚化社会である。ゆえに「結婚していて当たり前」との発想からスタートする子育て支援主軸の少子化対策では、日本の少子化を30年近く止めることができなかったし、これからも止められる可能性は極めて低いと予想される。
「結婚して当たり前」だった時代は終わり、日本に蔓延する人口に関する最大のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を払拭して若者の願う成婚に向けた応援を社会全体でできるかどうかが、日本の未来の人口を左右すると冒頭警告している『成婚白書2022』。その注目すべき点を詳しく見ていく。
近年、マッチングアプリの普及に伴い結婚への真剣度が高い方が“結婚を見据えた出会い”を求め結婚相談所に入会するケースが増えている。出生動向基本調査¹によると、夫と妻が知り合ったきっかけとして、マッチングアプリや SNS 含む「ネットで」が直近で 9.1 ポイント上昇している。
婚活へのハードルが下がり、利用者の裾野が広がったこと等から、結婚相談所利用のきっかけにもなっている。2010 年以降、結婚相談所を含む「見合い婚」の割合は 4.6 ポイント上昇し 9.9%に。見合い婚需要は今後さらに高まると予想しています。
IBJが結婚相談所の会員に実施した 2022 年9月調査⁵では、他恋活・婚活サービスから結婚相談所に乗り換えた理由として、「出会えても進展がなかった(22.1%)」「付き合ったけど結婚まで至らなかった(21.5%)」「結婚への真剣度・目的に違いがあった(20.6%)」の回答が多かった。
5. IBJ結婚相談所ネットワーク内で活動する 1,392 人(男性 805 人、女性 587 人)に対し2022 年 9 月 5 日~9 月 11 日に調査した結果
婚活成婚者の世帯年収を地域別に比較すると、可処分所得が多い傾向にある結婚相談所においては、全国的に結婚後の世帯年収が 1,000 万円を超えており、中でも東京都が 1,398 万円と最も高くなった。
活動会員に行ったアンケート⁷では、結婚相手に求める世帯年収として、
男性「~700 万円(26.0%)」「~1,000 万円(20.5%)」、
女性は「~1,000 万円(25.9%)」「~700 万円(25.6%)」がボリュームゾーンとなり、全国的に希望する世帯年収よりも高い方と成婚していることが見て取れる。女性だけでなく、男性もお相手に年収条件を求めていることから、昨今の物価上昇の影響や、共働きが一般化したこと等により、男女で家計を支えるという意識が高まり、婚活男性も共働きを望む傾向が強まっていそうです。
7. IBJ結婚相談所ネットワーク内で活動する 1,539 人(男性 945 人、女性 594 人)に対し2023 年 3 月 6 日~3 月 15 日に調査した結果
マッチング成婚者の活動日数は、男女ともに「4~7 ヶ月」がボリュームゾーンに。男女別(中央値)では、男性 303 日、女性 242 日と、女性のほうが活動日数が短く、早い段階で決断をしていることが分かります。
成婚者のお見合い数は「1~5 回」「6~10 回」がボリュームゾーンに。10 回以内のお見合いで成婚相手と出会っていることが分かる。中には 10 回以上のお見合いを重ねて成婚へ至るケースも少なくない。
成婚へ至るまでの交際成立数(中央値)は男性 5 人、女性 4 人となることから、男女ともに約 2 回に 1 回はお見合いから交際に発展していることが分かる。
成婚相手との交際日数は「90~119 日」が最多となることから、成婚相手と初めて会った日(お見合い日)から 4 カ月以内に成婚している方が多いと言える。一般的な恋愛における平均交際期間 4 年*よりも 1/12 の期間となるが、結婚相談所では“結婚を目標とする”方しかいないことや、第三者(カウンセラー)による活動サポートにより、恋愛におけるすれ違いや不安を減らし、短期間で成婚へ至りやすい特徴がある。
年代別「成婚しやすさ」では、男女ともに年齢を重ねるごとに、相対的に「成婚しにくく」なっていることが分かる。2021 年までは、男性 40 代前半、女性 30 代後半も 100%を超えて いた(成婚しやすくなっていた)が、2022 年は 100%を下回り、成婚しにくくなっている。反対に、100%を超えている「男性 25~39 歳」「女性 20~34 歳」の数値は、2021 年比で大きくなっていることから、若い世代の「成婚しやすさ」が顕著に表れている。
婚姻歴については、「初婚」よりも「再婚」のほうが成婚しやすく、「再々婚以上」になると成婚しにくい傾向が。成婚者の構成割合における再婚者の割合は、男性 14.8%、女性 10.6%と、1 割以上は再婚者となっている。離婚や死別等により再婚を希望する場合も、活動の障壁にはなりにくいと言えるのではないだろうか。